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内窓(二重窓)の効果は本当?費用・結露・補助金まで、京都の建具職人が本音で解説

7月23日
読了時間: 5分



「冬、窓際が寒い」「窓の結露にうんざり」「内窓が良いらしいけど、本当に効果あるの?」——そんな疑問にお答えします。


こんにちは。京都・左京区で創業63年、建具ひと筋の西村建具製作所です。私たちは既製品の内窓の取り付けから、京町家に合う木製のオーダー内窓まで手がけてきました。この記事では、内窓を「売りたい側」ではなく、現場を知る職人として本音で、効果と注意点を包み隠さずお伝えします。



そもそも内窓(二重窓)とは?

内窓とは、今ある窓の内側にもう一枚窓を追加して二重にするリフォームです。窓を丸ごと交換する工事と違い、既存の窓はそのまま。工事は1窓あたり最短1時間ほどで、壁を壊す必要もありません。


ポイントは、既存窓と内窓の間にできる「空気の層」。この空気の層が、断熱・結露・防音のカギになります。



内窓の4つの効果

① 断熱:家の熱の出入りは「窓」が最大

意外に知られていませんが、冬に暖房の熱が逃げる場所の多くは「窓」です。壁や床をいくら断熱しても、窓が弱点だと家は暖まりません。内窓で空気の層を作ると、この熱の逃げ道に"フタ"ができ、窓際のヒヤッとする冷気(コールドドラフト)が大きく和らぎます。夏の日射熱にも有効です。


② 結露:カビ・木材の傷みを防ぐ

結露は、暖かい室内の空気が冷たいガラスに触れて水滴になる現象です。内窓を付けると、室内側のガラスが冷えにくくなるため、結露そのものが起きにくくなります。結露はカビやダニ、そして窓枠・建具の木材を腐らせる原因。建具屋として、これを防げるメリットは非常に大きいと考えています。


③ 防音:交通量の多い道路沿い・線路沿いに

二重の窓と空気の層は、音も通しにくくします。幹線道路沿いや線路沿いのお宅で「夜が静かになった」という声は多いです。在宅ワークや小さなお子さんの睡眠にも効果的です。


④ 防犯:侵入に時間がかかる

窓が二重になることで、侵入者が破るのに手間と時間がかかり、空き巣の抑止になります。



気になる費用の目安

費用は窓のサイズ・ガラスの種類(断熱重視か防音重視か)で大きく変わります。あくまで一般的な相場として言えば、小さめの窓で数万円台〜、腰高窓で6〜10万円前後、大きな掃き出し窓では10万円台〜が目安とされます(既製品の場合)。窓が大きいほど、またガラスの性能を上げるほど高くなります。


ただし、これはあくまで一般論です。実際の金額は、今ある窓枠の状態やサイズによって一軒ごとに変わります。

※正確な金額は現地の窓の状況で変わります。西村建具では最短即日でお見積りしますので、まずはお気軽にご相談ください。



【2026年】内窓リフォームに使える補助金

内窓の設置は、国の省エネ支援制度の対象です。2026年は、窓の断熱リフォームを対象とした「先進的窓リノベ2026事業」「住宅省エネ2026キャンペーン」が実施されており、条件を満たせば工事費の一部が補助されます。


  • 内窓の設置は補助の対象(断熱性能などの要件あり

  • 補助額は窓の大きさ・性能によって変わり、まとまった金額になるケースもあります

  • 対象工事の完了・申請の期限は2026年12月31日まで(※予算上限に達し次第、早期終了の可能性あり)


※補助金は要件・金額・期限が細かく定められています。お住まいの窓が対象になるかどうかは、当店が無料でお調べします。最新の詳細は各事業の公式サイトでもご確認いただけます。


補助金は予算がなくなり次第終了します。「今年のうちに使いたい」という方は、お早めにご相談ください。申請のサポートも承ります。



樹脂の内窓 vs 木製の内窓 —— 京町家なら「木製」という選択肢

ここからは、多くのサイトが語らない建具屋ならではの話です。


一般的な内窓は樹脂(プラスチック)フレームの既製品で、コスパに優れ、断熱性能も十分。多くのお宅にはこれで十分です。


一方で、京町家や和室、古民家では、樹脂の白い枠が空間から浮いてしまうことがあります。そこで私たちがおすすめするのが、木でオーダー製作する内窓です。


  • 意匠:柱や欄間、格子と調和し、和の空間を壊さない

  • 調湿:木は湿気を吸放出し、室内環境をやわらげる

  • サイズ自由:既製品が入らない変形窓・大きな窓・古い家の歪んだ窓枠にも、職人が採寸して一点物で対応


もちろん正直にお伝えすると、木製はコストが上がり、定期的なお手入れも必要です。「性能とコスト最優先」なら樹脂、「意匠と家の格を大切にしたい」なら木製。ここは住まいの方針次第です。



職人として、内窓で後悔しないための3つの注意点

  1. 既存窓の状態を先に見る:窓枠が歪んでいると既製品がきれいに納まりません。取り付け前の現地確認は必須です。

  2. ガラスを目的で選ぶ:断熱目的なら「Low-E複層ガラス」、防音目的なら「厚みの違うガラス」。目的がズレると効果が出ません。

  3. 開け閉めの動線を考える:窓が二重になる分、操作は一手間増えます。よく開ける窓か、はめ殺しでよいかを事前に検討を。



よくある質問(FAQ)

Q. 賃貸でも内窓は付けられますか?A. 原状回復できるタイプもありますが、必ず大家さん・管理会社の許可が必要です。


Q. 掃除は大変になりませんか?A. 窓が2枚になるため掃除の手間は増えますが、内窓は簡単に開けられる構造なので、慣れれば負担は小さいです。


Q. どのくらいで工事が終わりますか?A. 既製品なら1窓あたり最短1時間程度。壁を壊さないので、その日のうちに完了します。



京都で内窓・二重窓をお考えなら、西村建具製作所へ

「うちの窓にも効果があるか知りたい」「木製のオーダー内窓を相談したい」——どんな小さなことでも構いません。最短即日でお見積り、24時間以内にご返信します。京都市内・関西一円、対応可能です。


無料で見積もりを相談する ★お問い合わせページ:https://www.nishimura-tategu.com/blank-2

LINEで窓の写真を送るだけ!概算見積もり ★LINE:https://lin.ee/vFywF8c



この記事を書いた人西村建具製作所(京都市左京区・創業1963年)京町家から新築住宅まで、5,000件超の施工に携わる建具の専門店。

 
 
 

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